リバースの解釈

今月の占いに下記のようなコメントを頂戴致しました。
コメント欄にてお返事をと思ったのですが、ぜひ毎月お読み下さっておいでの皆様にもご理解頂ければと思い、少々長くなりそうなのでブログの記事として扱わせて頂きました。
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<こんにちは。毎月欠かさず拝見させて頂いております。
私の場合、ミラクル・オラクルさんの占い結果は、その月全体を表すというより、自分の心に引っかかる特定の出来事を暗示している場合がおおいです。
私は蠍座なのですが、今月で四ヶ月連続でリバースカードです。
これって、何か意味があるのでしょうか?
何となく気になったので、お暇でしたらお返事を下さい。>
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確かに”蠍座”は4ヶ月連続でリバースでしたね。
リバースのカードはいろんなタロットの教習本などでは何種類かを覗き、どちらかと言えばネガティブな影響を暗示させるような扱いになっているものが多く見受けられます。
確かに反対向きになっているとそのカードが良いカードであればあるほど、まったく反対のイメージを持ってしまっても致し方ないのかも知れません。

私もあらゆる教則本に目を通しつつ自分なりに学び、実際にそれを落とし込んできました。その結果、リバースは決してネガティブな暗示ではないということに思い至りました。

私の教室ではカードの丸暗記は致しません。
なぜなら丸暗記をしてそれでリーディングをするのなら、絵は必要はありません。
文字で書かれたカードを使えば済むことです。

ここでちょっとご説明を。
なぜ、私がタロットカードという”絵”の描かれたカードにシンパシーを覚えるのかと言えば、私は本来”絵”を観ること、描く事が大好きです。
物心ついたときから紙と鉛筆を握りしめていましたし、絵本を始め漫画本やプリントされた世界中の画家の絵が家にあるという環境で育ちました。
また両親や祖母も映画や芝居などが大好きな、”ヴィジュアル大好き”家族でした。
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そんな環境も相乗効果を促し、とにかくヴィジュアライズされたものを”観る”ことがことのほか好きな人間に育ちました。
自分のことは勿論のこと、他の人を観ることに対しても非常に好奇心をかき立てられる気質で、”その人の状態を観る”ことがやがては”人間”そのものに対する大きな関心となり、心理学や人智学、スピリチュアリズムへの関心、あらゆる宗教の勉強などを経て、そんなプロセスを経たせいで、私の場合は純粋な”占い”と言えるのかどうかは定かではないのですが、とにもかくにも現在のようなタロットカードをベースにした”占い”というスタイルに落ち着いたのです。

この質問者の方がおっしゃっておいでのように”心にひっかかる出来事の暗示”ということなってしまうのも、いわゆる純粋な占いではないせいだからなのかな、と思います。

そういったなんでも知りたがり気質が占星術や四柱推命、紫微斗数、手相、姓名判断などいろんな占いを齧ることになってしまったのですが、先に書かせて頂いたように本来の自分の気質にピッタリなのはやはり”絵”の描かれているカードだということに思い至ったのです。
今はエンジェルカードやルノルマンカード、そのほかにもいろんな絵が描かれたカードが簡単に手に入るようになりましたが、私の学び始めは身近には”タロットカード”しか無かったのです。

最初に手にしたカードも大好きなイラストレーターのデヴィッド・パラディーニという人の手になる”アクエリアン・タロット”でした。
今は実にたくさんの美しいカードが出回っているので、とても楽しい思いをさせて貰っています。
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”絵”はもの凄い波動を出しています。
15年ほど以前にNYのメトロポリタン美術館で大きなモネの睡蓮を目にしたときはまるで光のシャワーを浴びたようでした。
ゴッホの小品を目の当たりにしたときもそうでしたし、中学生の時に初めてピカソを観たときも雷に打たれたような感覚になりました。

各人で視覚や聴覚、触覚、嗅覚など刺激を受ける感覚器官は異なると思いますが、私の場合は視覚です。
タロットカードはそんな私に、その時々で異なるいろんなメッセージを送ってくれます。

随分と前置きが長くなりましたが、要はカードそのものには良いとか良くないというものは私にとってはほとんどありません。
カードは常にニュートラルな状態です。
受け取った私が、感じたままをお伝えさせて頂いています。

私の考えではリバースの場合は、本来のパワーがブロックされていたり、注意を促されている部分の指摘という風に捉えています。

本来どなたにもありとあらゆる可能性が潜んでいます。
その可能性はどなたも同じだけ潜在的にお持ちです。
その大きな可能性を自分の意識でブロックしてしまっていたり、潜在的に知っているのに無視していたりということが多々あります。
しかし、ブロックしている自分の気持ちに気付き、その部分をきちんと”観る”ことによってブロックは外されていきますし、同時に注意深くなれると思っています。
少々面倒だし、しんどかったりもしますが敢えてそれをして行くことが、即ち自己解放と可能性の拡大につながって行く大切なプロセスだと信じています。
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ですので、私はリバースは良くない状態であるという風には考えていません。
正位置、逆位置に関わらずカードのメッセージを現在の自分の状態を把握していくための道標のひとつであるという風に解釈して頂けると良いと思います。

まだまだ言葉が足りないところはあるのですが、これでいくらかはご理解頂けたでしょうか?
もし、まだなにかご質問があれば、いつでもお気軽にコメントを頂戴できればと存じます。
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by miracleoracle | 2009-07-03 13:35 | 談話室
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